【株式市場】日経平均は後場もジリ高を続け高値引け、経済回復への期待が高揚

株式

◆日経平均は2万682円78銭(294円62銭高)、TOPIXは1496.32ポイント(18.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億5070万株

 5月25日(月)後場の東京株式市場は、緊急事態宣言の解除が1都3県と北海道でも本決まりとなり、日本航空<9201>(東1)が大引けまでジリ高など、これまでの自粛の影響の大きかった銘柄に高いものが目立った。日経平均は303円高で始まり、多少高下しながらもジリ高を続けて353円49銭高(2万741円65銭)まで上げ高値引けとなった。

 後場は、ショーケース<3909>(東1)がコロナ自粛明けの需要増加期待などで一段高となり13時頃からストップ高。ストライク<6196>(東1)は事業承継相談の増加期待などで大引けまでジリ高。ギグワークス<2375>(東2)クラウドワークス<3900>(東マ)はテレワークを機に副業・複業が増えるとの見方もあり活況高。セルシード<7776>(JQS)はiPS細胞による臓器移植手術が2019年の心臓移植に続き行われるのではとの見方があり終盤急伸。

 東証1部の出来高概算は10億257万株(前引けは5億5070万株)、売買代金は1兆7371億円(同8508億円)。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は1857(同1717)銘柄、値下がり銘柄数は259(同363)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは全33業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、空運、不動産、陸運、サービス、海運、非鉄金属、小売り、ガラス・土石、小売り、などとなった。(HC)

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