LINEは小動き、アディッシュは連日ストップ高、ネット上の「誹謗(ひぼう)中傷」巡り推移を見守る

■情報開示に関する制度改正も検討と伝えられ微妙な展開に

 LINE<3938>(東1)は5月27日、5360円(10円高)で始まった。高市総務相が26日、インターネット上の「誹謗(ひぼう)中傷」について、発信者の特定を含む情報開示に関する制度改正も検討と伝えられ、推移や事業への影響を見守りたい様子がある。

 一方、アディッシュ<7093>(東マ)は買い気配のまま9時30分にかけて2日連続ストップ高の3730円(700円高)に達した。SNS(交流サイト)などでのソーシャルリスニング、投稿監視などを行う。

 ツイッターやフェイスブック、LINEなどのSNS事業者で作る「ソーシャルメディア利用環境整備機構」が26日に緊急声明を発表したことも伝えられた。なりゆき次第では、通話内容を含む個人情報にかかわる問題に発展する可能性が指摘され、推移が注目される。(HC)

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