ミアヘルサは上値試す
- 2020/5/29 06:53
- 株式投資ニュース
ミアヘルサ<7688>(JQ)は調剤薬局、介護サービス、保育所、食品事業を展開している。21年3月期は新型コロナウイルスの影響も考慮して減益予想だが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は4月高値から急反落して乱高下の形だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、上値を試す可能性がありそうだ。
■調剤薬局、介護サービス、保育所、食品事業を展開
20年3月東証JASDAQに新規上場した。調剤薬局運営の医薬事業、デイサービスやサービス付高齢者向け住宅などの介護事業、保育所運営の保育事業、その他事業(食材卸や宅配寿司「銀のさら」のフランチャイジーなどの食品事業)を展開している。
■21年3月期減益予想
20年3月期の業績(非連結)は、売上高が19年3月期比3.4%増の166億86百万円、営業利益が61.7%増の3億52百万円、経常利益が52.4%増の3億37百万円、純利益が28.3%増の4億35百万円だった。保育事業が新規開設などで大幅伸長した。医薬事業も順調だった。
21年3月期業績(非連結)予想は、売上高が20年3月期比2.9%増の171億73百万円、営業利益が28.2%減の2億52百万円、経常利益が24.3%減の2億55百万円、純利益が2.4%減の4億25百万円としている。新型コロナウイルスの影響も考慮して減益予想だが、中期的に収益拡大を期待したい。
■株価は上値試す
株価は4月高値から急反落して乱高下の形だ。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、上値を試す可能性がありそうだ。5月28日の終値は1488円、時価総額は約36億円である。