【株式市場】好業績株など堅調で日経平均は反落するがマザーズ指数は小高い

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9570円24銭(194円48銭安)、TOPIXは1591.49ポイント(12.72ポイント安)、出来高概算(東証1部)は25億7484万株

チャート14 14日後場の東京株式市場は、1ドル一時119円トビ台まで円高が強まったことなどで手控え感が強まったほか、昨日決算を発表した三井住友FG<8316>(東1)はじめ大手銀行株が一段軟化したことも様子見気分を助長したようで、日経平均は14時過ぎに217円90銭安(1万9546円82銭)まで下げる場面があった。東証2部指数と東証マザーズ指数は小高い。

 村田製作所<6981>(東1)が続伸となり、JPモルガン証券が目標株価を1万7000円から2万2000円に引き上げたと伝えられて高値を更新し、長谷工コーポレーション<1808>(東1)コニカミノルタホールディングス<4901>(東1)は今期の業績予想や自社株買いなどが好感されて高値を更新。日本エマージェンシーアシスタンス<6063>(JQS)は第1四半期決算などが好感されて急伸し、そーせいグループ<4565>(東マ)は今期の業績予想などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は25億7484万株(前引けは13億5090万株)、売買代金は2兆7762億円(前引けは1兆3511億円)。1部上場1882銘柄のうち、値上がり銘柄数は489(同582)銘柄、値下がり銘柄数は1301(同1158)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は7業種(前引けは9業種)となり、値上がり率上位の業種は、建設、パルプ・紙、水産・農林、輸送用機器、機械、ガラス・土石、などとなった。

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