デルタフライの江島社長がひとくち解説「患者の体に負担を掛けず、がんを制御」

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■Delta-Fly Pharma「病勢コントロール率100%」が注目され急伸ストップ高

 6月2日、Delta-Fly Pharma(デルタフライ・ファーマ)<4598>(東マ)は、「病勢コントロール率100%」達成との発表が好感されてストップ高の2261円(400円高)まで急伸した。

 この急伸を伝えた本紙のマーケットニュース(10時40分)に対し、デルタフライ・ファーマの江島社長から直に「病勢コントロール」について解説をいただくことができた。

「病勢コントロールとは、元のがんが大きくなっていないことを確認する指標です。がんを小さくする余り、体にお薬の負担が掛かっても困ります。弊社は、がん患者の体に負担を掛けず、がんを大きくならないように制御することが、大変重要と考え、がん患者に優しい治療を提供して参る所存です」(Delta-Fly Pharma株式会社・江島清社長)

 なお、午前中に配信した本紙マーケットニュースは以下の通り

■デルタフライ・ファーマがストップ高、「病勢コントロール率」100%など注目される
<抗がん剤候補化合物「DFP-14323」臨床第3相試験に向けて着々>

Delta-Fly Pharma(デルタフライ・ファーマ)<4598>(東マ)は6月2日、一時ストップ高の2261円(400円高)まで上げて急伸し、10時30分にかけても2180円(319円高)前後で大幅高となっている。

 1日付で、臨床第3相試験に進むことになった抗がん剤候補化合物「DFP-14323」の登録全症例の「病勢コントロール率」が100%に達したと発表し、注目集中となった。

 病勢コントロール率は難解なのでスルーするが、臨床第2相試験データの詳細は11月にシンガポールで開催される「欧州臨床腫瘍学会アジア大会」(ESMOASIA CONGRESS 2020)で好評する予定とした。(HC)

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