TDKが5日続伸、米国株高が好感され「5G」関連需要に加え「6G」も意識される

■3月以降の回復相場で連日高値を更新

TDK<6762>(東1)は6月3日、5日続伸基調で始まり、取引開始後に1万850円(390円高)まで上昇し、3月以降の回復相場で連日の高値更新となった。

 NY株式の再び大幅高や米国預託証券高に触発されている上、同社を含む電子部品大手6社の2020年1~3月の受注額が前年同期比10%増加したことなどが材料視されている。1~3月の受注は、新型コロナウイルス流行の影響があったにもかかわらず増加し、「5G」関連の需要が牽引したとされる。3日は、さらに次「世代の『6G』に向けた攻防が早くも始まった」(日本経済新聞6月3日付朝刊)と伝えられ、注目の衰えない相場になっている。(HC)

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