【株式市場】銀行株など値を保てず日経平均は朝方の294円高を上値に上げ一服模様

株式

◆日経平均は2万2631円01銭(17円25銭高)、TOPIXは1598.86ポイント(9.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億6969万株

 6月4日(木)前場の東京株式市場は、NY株の大幅続伸などを受け、日経平均は先物主導で271円高で始まった。ソニー<6758>(東1)は10時半頃までジリ高。一方、第一生命HD<8750>(東1)三井住友FG<8316>(東1)はほとんど始値を高値にダレ模様。日経平均は取引開始直後の294円16銭高(2万2907円92銭)を高値にジリ貧となり、前引けにかけて一時45円75銭安(2万2568円01銭)まで軟化した。TOPIXは前引けも軟調で上げ一服模様。

ハウス食品G本社<2810>(東1)が外出自粛効果など評価した証券会社の目標株価引き上げなど注目されて3月以降の高値に進み、インタートレード<3747>(東2)はハナビラタケの健康効果などが言われて連日動意活発。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は米国で「テロメライシン」がオーファンドラッグに指定との発表が材料視されストップ高。ウチダエスコ<4699>(JQS)は第3四半期の大幅増益などが注目されストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億6969万株、売買代金は1兆3174億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は727銘柄、値下がり銘柄数は1323銘柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、保険、銀行、精密機器、食料品、情報・通信、パルプ・紙、証券・商品先物、電気機器、輸送用機器、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る