【株式市場】日経平均は13時頃からプラス圏に浮上し一服模様だが4日続伸

株式

◆日経平均は2万2695円74銭(81円98銭高)、TOPIXは1603.82ポイント(4.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億1632万株

 6月4日(木)後場の東京株式市場は、香港株安が様子見要因とされ、日経平均は前引けを70円ほど下回る81円安で始まった。中で、トヨタ自動車<7203>(東1)はほぼ後場寄りを下値に底堅く、王子HD<3861>(東1)はジリ高基調。香港、上海とも底堅いためか、日経平均は13時頃に前日比プラス圏に浮上し、小高いままもみ合った。大引けはTOPIXも堅調で共に4日続伸。3月以降の回復相場で連日高値を更新した。

 後場は、アイティメディア<2148>(東1)がバーチャルイベント展示会など注目されて盛り返し2016年以来の高値水準に達し、前引けにかけてダレたケイアイスター不動産<3465>(東1)も再び上伸。インタートレード<3747>(東2)は従来型営業の証券会社もオンライン取引を拡大とされて期待買い。キャリア<6198>(東マ)は東大との共同研究開始が連日材料視され2日連続ストップ高。ズーム<6694>(JQS)はライブハウス業界で新手法による営業開始が広がるとされて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は15億1632万株(前引けは7億6969万株)、売買代金は2兆6913億円(同1兆3174億円)。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1032(同727)銘柄、値下がり銘柄数は1026(同1323)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ・紙、食料品、精密機器、保険、その他製品、銀行、情報・通信、電気機器、小売り、化学、などたった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る