フォトクリエイトはルクレとの合弁会社設立を発表
- 2015/5/14 18:48
- IR企業情報
■アロバの「アロバビュー」はネットワークカメラのソフトウェア市場でトップシェア
フォトクリエイト<6075>(東マ)は14日、(株)ルクレ(東京都渋谷区)との間で、「ネットワークカメラソフトウェア」事業の展開に関して、合弁会社を設立すると発表した。
尚、フォトクリエイトは、ルクレから新設分割により設立される(株)アロバの第三者割当増資を引受け、同社とルクレとの合弁会社として運営していくことに合意している。
合弁会社の取得価格は4億90百万円、取得後の持分比率は49.0%になる。株式取得日は15年7月1日を予定。
アロバは、監視カメラを中心としたネットワークカメラに関するソフトウェアを開発しており、同社が開発した「アロバビュー」は日本のネットワークカメラソフトウェア市場においてトップシェア(テクノシステムリサーチ調べ)を獲得している。
監視カメラは「安心・安全」な社会に繋がるインフラとして普及が見込まれており、中でもネットワークカメラは画質・拡張性・利便性の高さ等の観点から、アナログカメラからの移行も進んでおり、ネットワークカメラ市場は高い成長が期待されている。
このネットワークカメラに関するソフトウェアには、画像認識・動画の加工・データ解析に関する技術が求められ、フォトクリエイトが運営するインターネット写真販売事業と必要な基礎技術が共通している。同社はアロバと画像認識・動画の加工・データ解析技術に関して、共同で技術開発を進めることにより効果的・効率的にこの技術開発が実現できるものと判断したとしている。