ランディックスは戻り試す

株式市場 銘柄

 ランディックス<2981>(東マ)は不動産販売・仲介・賃貸事業を展開し、不動産テックを目指してsumuzu事業と称している。21年3月期予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は3月の安値で底打ちして水準を切り上げている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、戻りを試す展開を期待したい。

■不動産販売・仲介のsumuzu事業を展開

 19年12月東証マザーズに新規上場した。不動産販売・仲介・賃貸事業を展開している。仲介、自社売買、建築・デザイン紹介などを組み合わせることで不動産売買ニーズに一気通貫で対応し、不動産テックを目指してsumuzu事業(不動産売買仲介、不動産開発分譲、オーダーメイド住宅マッチングサービス)と称している。

■21年3月期予想は未定

 21年3月期の連結業績予想および配当予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、登録会員数が順調に増加して中期的に収益拡大を期待したい。

■株価は戻り試す

 株価は3月の安値で底打ちして水準を切り上げている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、戻りを試す展開を期待したい。6月5日の終値は2455円、時価総額は約68億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る