アイロムグループが再び一段高、新型コロナワクチン開発などに期待根強い

■5月初の発表を境に上昇傾向を活発化させ値幅妙味もともなう

アイロムグループ<2372>(東1)は6月8日、再び一段高となり、10時30分にかけて11%高に迫る3275円(313円高)前後で推移し、2018年以来の高値に進んでいる。

 子会社IDファーマと国立感染症研究所が進める新型コロナウイルスワクチン開発への取組(5月1日発表)や、国立研究開発法人・日本医療研究開発機構(AMED)の令和2年度創薬支援推進事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン開発)に応募し採択されたこと(5月20日発表)などが材料視され、期待が衰えないようだ。

 5月1日の発表に急反応して以降、上昇傾向を活発化させており、値幅妙味をともなう相場展開になっている。(HC)

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