【株式市場】NY株の大幅高を受け日経平均は2月21日以来の2万3000円台を回復

株式

◆日経平均は2万3075円73銭(212円高)、TOPIXは1621.83ポイント(9.35ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億8004万株

 6月8日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ829ドル高などが好感され、日経平均は258円高で始まった。ファナック<6954>(東1)などはその後もジリ高。一方、ソニー<6758>(東1)ブリヂストン<5108>(東1)などはほぼ始値を高値に一進一退。日経平均は取引開始後299円73銭高(2万3163円46銭)まで上げ一進一退を続けたが、前引けも2月21日以来の2万3000円台を回復して昼休みとなった。

 PCIホールディングス<3918>(東1)が類似企業への資本参加による業務提携などへの評価強まるとされて一段高のストップ高となり、ナノキャリア<4571>(東マ)は新手法による新型コロナウイルスワクチン開発に関する発表がありストップ高。プロルート丸光<8256>(JQS)は塩野義製薬<4507>(東1)製の新型コロナウイルス抗体検出キット発売が材料視され一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億8004万株、売買代金は1兆2966億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は1292銘柄、値下がり銘柄数は795銘柄。

 また、東証33業種別指数は25業種が値上がりし、鉱業、銀行、鉄鋼、石油・石炭、保険、その他金融、空運、不動産、などが高い。(HC)

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