アイカ工業は抗ウイルス建材(メラミン化粧板)のコロナウイルス試験が注目され戻り高値に進む

材料でみる株価

■高い抗ウイルス性能を確認できたとの8日発表に眉目集中

アイカ工業<4206>(東1)は6月9日、一段高で始まり、取引開始後に3440円(125円高)まで上げ、3月以降の回復相場で高値を更新した。8日付で、抗ウイルス建材(メラミン化粧板「アイカウイルテクト」)のコロナウイルスなどに対する試験結果を発表、注目されている。

 発表によると、メラミン化粧板に抗ウイルス性能を付与した「アイカウイルテクト」を2019年1月に発売。このほど、新型コロナウイルスと同じコロナウイルス科に分類され、構造も似ているネココロナウイルス(Feline infectious peritonitis virus ATCCVR-2127)に対する抗ウイルス性試験を一般財団法人・日本繊維製品品質技術センターに依頼し、2020年5月19日付報告書をもとに、99%以上の表面上のウイルス数の低減効果を確認できた。

 同時に、A型インフルエンザウイルスに対する抗ウイルス性試験を中国で実施し、99.99%以上の表面上のウイルス数の低減効果が得られたとの結果を入手した。

「アイカウイルテクト」は、すでにA型インフルエンザウイルス、ネコカリシウイルス(ノロウイルス代替ウイルス)に対する抗ウイルス性試験において良好な試験結果を得ているという。(HC)

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