Jトラスト、5月の月次動向は主要3地域とも前年同月比で順調に増加

■東南アジアのオリンピンドおよびジョイントファイナンス残高は36%増加

Jトラスト<8508>(東2)が6月8日発表した5月の月次動向「月次データ推移・速報値」は、主要3事業の残高が前年同月比でそろって増加した。株価は小安いが、8日の終値は8.7%高の339円(27円高)だった。

(株)日本保証が行う日本金融事業の債務保証残高は2112億円となり、前月比では7億円減少したが、前年同月比では1.9%増加し、2017年7月にIFRS(国際会計基準)での集計に移行して以来、毎月連続増加した。

 韓国金融事業の貯蓄銀行およびキャピタル合計残高は3兆9391億ウオンとなり、前月比では8ヵ月連続増加した。前年同月比では7.1%増加し、やはり17年7月にIFRS(国際会計基準)での集計に移行して以来、毎月連続の増加となった。

 また、東南アジア金融事業のうち、Jトラストオリンピンドマルチファイナンスおよびジョイントファイナンス残高は1兆8418億ルピアとなり、前月比では2.8%減ったが、前年同月比では35.8%も増加し、オリンピンド社がグループ入りして本格的に事業を開始した2018年10月以降、翌11月から毎月連続増加した。(HC)

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