ネットマーケティングは「未定」だった今6月期の業績予想が好感され急伸

■未定とする前の予想より全体に減るが営業利益は前期比65%増に

ネットマーケティング<6175>(東1)は6月9日、大きく出直り、13%高の746円(86円高)まで上げて出来高も急増している。新型コロナウイルス流行の影響により、いったん「未定」とした今6月期の業績予想を8日の取引終了後に発表し、再び注目されている。

 今6月期の業績予想は、さる5月12日に「一旦未定とし、適正な算出が可能となった時点で速やかに公表」するとした。そして6月8日、「一部の業務への影響はあるものの、現時点で(中略)大きな問題は生じていない」とし、あらためて予想数値を発表。売上高は142.90億円(前期比1.7%増)、営業利益は7.0億円(同65.1%増)、純利益は4.8億円(同69.6%増)、1株利益は32円82銭とした。

 ただ、未定とする前の予想との比較では、売上高は約12%減り、営業利益も同14%減ることになった。(HC)

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