アイリッジが後場一段高、顧客データ分析プラットフォームが三井情報の新サービスに採用される

■「FANSHIP」:メガバンク始め約50の機関が導入の実績

アイリッジ<3917>(東マ)は6月9日の後場、一段とジリ高基調を強め、13時にかけて8%高の1160円(88円高)まで上げて出直りを強めている。同日付で、顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」が三井情報株式会社(東京都港区)の新サービスに採用されたと発表し、注目されている。

 三井情報が6月中に提供する「プロスポーツチーム向けファンエンゲージメント支援サービス」内で提供される公式アプリのPUSH通知機能に採用された。

 提供したPUSH通知機能は「FANSHIP」の機能の1つで、配信の日時指定や位置情報を活用した地域限定の情報配信等ができる。これにより、あらかじめ決められたマーケティングスケジュールに沿った情報配信を実現し、運営スタッフの業務負荷を軽減する。

 「FANSHIP」は、顧客を優良顧客へと育成し売上・利益を最大化するファン育成プラットフォーム。顧客のオンライン行動履歴とオフライン行動履歴を統合・分析して結び付きの強さ(ファンレベル)ごとにセグメンテーションする。金融機関での導入事例も多く、メガバンクを始めとして約50の機関を支援しているという。(HC)

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