ケイアイスター不動産が8日続伸、4~5月の分譲住宅の受注12%増加等注目される

■このところハウス・リースバック事業への進出など発表し注目強まる

 ケイアイスター不動産<3465>(東1)は6月10日、8日続伸基調で始まり、取引終了後に1783円(62円高)をつけて3月以降の回復相場の高値を連日更新している。

 9日の取引終了後、主事業である分譲住宅事業の2020年4~5月の受注状況を発表し、受注金額、受注棟数ともに前年同期間比12%増加したと開示した。今期・2021年3月期の業績見通しは現段階で未定としているため、期初のスタート好調と受け止められている。

 前3月期まで連続最高益だった。ここ1ヵ月は、ハウス・リースバック事業への進出、住宅ローン返済に支障が発生した購入者向けに業界初のローン返済補助の開始などを発表している。4~5月の受注増加には、住宅ローン返済補助を開始したことも寄与している可能性があり、次第に注目が強まってきたようだ。(HC)

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