Olympicグループが一段高、特許の動力アシスト自転車など材料視される

■電気など使わずシリコン弾力で自転車の動力をアシスト

Olympicグループ<8289>(東1)は6月15日、一段高となり、9時30分過ぎに15%高の888円(113円高)まで上げて昨年来の高値に顔合わせとなっている。業績が拡大基調である上、「コロナ新常態」の通勤・通学などに自転車が見直されていることが材料視されているようだ。

 首都圏を中心にホームセンターなどを展開し、電気などを使わずシリコンの弾力で自転車の動力をアシストするギアの特許を開発者とともに2019年秋に取得。これに基づき、100%子会社サイクルオリンピックでギア本体及びギア搭載車両を販売する。連結売上高が1000億円規模のため、自転車だけで今すぐ業績が大きくアップすることはないにしても、株価材料としての注目度は小さくないようだ。(HC)

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