オンコリスバイオファーマは総額3億ドル(330億円)のライセンスに注目集中しストップ高

■ここ期待材料が相次ぎ材料株妙味が強まる

オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は6月16日、買い気配のまま9時30分前にストップ高の2317円(400円高)に達し、6月10日につけた年初来の高値2450円に向けて急伸となった。

 6月15日の取引終了後、核酸系逆転写酵素阻害剤「OBP-601」(Censavudine:センサブジン)に関して、米Transposon社(Transposon Therapeutics, Inc.)との間で総額3億米国ドル(330億円:$=110円)以上の全世界における再許諾権付き独占的ライセンス契約を締結すると発表。注目集中となった。

 10日にかけての株高は、「テロメライシン」の食道がんなどに対する治験を米社と行うとの発表が材料視された。過去の高値と同じ買い材料でさらに高値を更新するのはムリがあるが、16日は、新たな期待材料の登場によって高値に迫ったため、明日以降の展開が注目されている。(HC)

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