ダイキンとコロナが「換気エアコン」注目されて高い
- 2020/6/16 11:26
- 材料でみる株価
■コロナ禍の夏本番を前に「3蜜」回避の需要拡大の様子
ダイキン工業<6367>(東1)は6月16日、取引開始後に1万6475円(560円高)まで上げて10時を過ぎては1万6300円(385円高)前後で推移。大きく反発している。
朝のテレビニュース番組で、外気と換気できるエアコンの売れ行きが家電量販店で昨年の倍以上と伝えられたもよう。映像に同社の「うるさらX」が大写しになったようで注目する様子がある。コロナ禍の夏本番を前に、「3蜜」回避の需要が想定されるのはのは、お店などで使う業務用のようだが、家庭用の需要も旺盛のようだ。「うるさらX」は、同社HPによると、家庭用の壁掛け型エアコンとしては業界で唯一、換気できるエアコンになるという。
なお、窓に取り付けられるウインドエアコンでは、コロナ<5909>(東1)の製品に「換気(強制換気)機能」付のタイプがある。コロナの株価は、全体相場が大幅安となった6月15日に1001円(35円高)と逆行高。16日も続伸基調となっている。(HC)