ヨコレイ:道内最大級の低温物流施設へ起工式
- 2015/5/15 15:40
- IR企業情報
写真=鍬入れする吉川社長
■低温物流ニーズ増・高度化見据え、「十勝第三物流センター」新設
ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)は、北海道河西郡芽室町「芽室東工業団地」内に稼働中の物流センター2棟(十勝物流センター、同第二物流センター)があるが、先般、その隣接地に3棟目となる「十勝第三物流センター(仮称)」を新設すると発表しており、本日現地で起工式を行った。
完成予定図
■第三物流センター建設~「進出10年間の集大成として」(吉川社長)
吉川同社社長は式後の挨拶で「地域の低温物流品質に対する新たな高いニーズがあり、当社が十勝地域進出10年間の集大成として第三物流センターを建設する。省エネにも優れた最新鋭の設計となっている。」と紹介し、来賓を代表して宮西芽室町々長から「1日も早く新たなる拠点として活動し欲しい。」と、同センターへの大きな期待を述べた。
なお、来賓は宮西義憲芽室町長、広瀬重雄同町町議会議長をはじめ、施工関係者など約40名が出席した。
■低温物流基地へ:収容能力6万1千トン超(3センター合計)
十勝平野は北海道東部にあり、良質な水、空気など環境に恵まれた大地で、国内農産物の一大産地であるとともに、芽室町は北海道横断自動車道が整備され交通アクセスに優れた地域である。
同社は、中長期的な視点から同地域の低温物流ニーズや高度化志向を見据え、設備の拡大をはかるもので、同センター竣工後は収容能力は6万1千トン(3センター合計)超の低温物流施設となり、道内最大級の低温物流基地となる。