リックソフトは戻り歩調
- 2020/6/19 07:44
- 株式投資ニュース
リックソフト<4429>(東マ)は、ツール(ソフトウェア)販売のツールソリューション事業を展開している。21年2月期大幅増収増益予想である。新型コロナウイルスによる業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。株価は3月の安値圏から反発して戻り歩調だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。
■ツールソリューション事業を展開
調査・分析から設計・構築・稼働・運用に至る一連のサービスを提供するツールソリューション事業を展開している。ツールとはPC上で利用するソフトウェアのことで、Atlassian社製品を中心に30社を超えるツール(ソフトウェア)を販売している。サービス区分はライセンス&SIサービス、クラウドサービス、自社ソフト開発としている。
■21年2月期大幅増収増益予想
21年2月期連結業績予想は、売上高が19年2月期比26.5%増の39億06百万円、営業利益が34.3%増の5億40百万円、経常利益が35.3%増の5億44百万円、純利益が31.0%増の3億78百万円としている。
Atlassian社製品を中心とする売上拡大によって業績向上を図るとしている。なお新型コロナウイルスの影響を織り込んでいないが、業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。
■株価は戻り歩調
株価は3月の安値圏から反発して水準を切り上げている。戻り歩調だ。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。6月18日の終値は6340円、時価総額は約272億円である。