レオクランは調整一巡
- 2020/6/19 07:40
- 株式投資ニュース
レオクラン<7681>(東2)は、医療施設にコンサルティングや医療機器販売を行うメディカルトータルソリューション事業を主力としている。20年9月期は大幅減収減益予想としている。中期的に収益拡大を期待したい。株価は上値を切り下げる形だが、調整一巡して出直りを期待したい。
■メディカルトータルソリューションが主力
19年10月東証2部に新規上場した。新増改築時の医療施設にコンサルティングや医療機器販売を行うメディカルトータルソリューション事業を主力として、医療機関で撮影されたCTやMRI等の医用画像を遠隔診断して情報提供する遠隔画像診断サービス事業、介護・福祉施設向け給食事業も展開している。
■20年9月期大幅減収減益予想
20年9月期の連結業績予想(2月14日に下方修正)は、売上高が19年9月期比34.8%減の235億58百万円、営業利益が88.2%減の1億40百万円、経常利益が88.1%減の1億41百万円、純利益が91.6%減の61百万円としている。
計画していた複数の大型案件の期ズレや失注で大幅減収減益予想としている。新型コロナウイルスによる影響は、病院の新増改築工事の遅れ、来訪患者数の減少などのリスクがあるとしている。20年9月期は大型案件の端境期となるが、中期的に収益拡大を期待したい。
■株価は調整一巡
株価は上値を切り下げる形だが、調整一巡して出直りを期待したい。6月18日の終値は1672円、時価総額は約33億円である。