松屋アールアンドディは上値試す
- 2020/6/22 06:46
- 株式投資ニュース
松屋アールアンドディ<7317>(東マ)は、縫製自動機事業および縫製品事業を展開している。21年3月期予想は新型コロナウイルスの影響を考慮して未定としている。当面は経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は急伸した4月の高値から一旦反落したが、素早く切り返しの動きを強めている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して上値を試す可能性がありそうだ。
■縫製自動機事業および縫製品事業を展開
20年3月東証マザーズに新規上場した。縫製の自動化を行う縫製自動機事業(レーザー裁断機、エアバッグメーカー向け縫製自動機など)、および縫製品事業(血圧計腕帯、カーシートカバー、エアバッグなど)を展開している。
Anti Virus分野(防護服、ガウン)の縫製自動機および縫製品も拡大方針である。6月1日には医療従事者向け防護服(アイソレーションガウン)の大口受注(約50万着)をリリースしている。
■21年3月期予想は新型コロナウイルス影響で未定
21年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルスの影響を考慮して未定としている。当面は経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。
■株価は上値試す
株価は急伸した4月の高値から一旦反落したが、素早く切り返しの動きを強めている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、調整一巡して上値を試す可能性がありそうだ。6月19日の終値は2301円、時価総額は約60億円である。