【株式市場】日経平均は後場一段高となり一時329円高まで上げて大幅に反発

株式

◆日経平均は2万2512円08銭(252円29銭高)、TOPIXは1577.37ポイント(15.52ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億3795万株

 6月26日(金)後場の東京株式市場は、東京エレクトロン<8035>(東1)が一段と強含み、半導体・精密株が強い印象になり、前場軟調だったニトリHD<9843>(東1)が堅調転換し四半期決算を評価し直す動きになった。日経平均は238円高で始まり、13時20分頃に329円35銭高(2万2589円14銭)まで上げた。その後も6月期末配当・優待の権利確定日とあって買い旺盛の様子で、大引けも値を保ち大幅な反発となった。

 後場は、丸文<7537>(東1)が一段と上げてストップ高に達し、25日発表の米社との戦略提携が好感され、アサヒ衛陶<5341>(東2)は昨年から大口商談が続くベトナムの渡航制限緩和が材料視されて一段高。ビープラッツ<7381>(東マ)はNTTデータに製品が採用されたとの発表で大引けまで買い気配のままストップ高。GMOメディア<6180>(東マ)はASPとして国内で初めてアドフラウド対策ツールを導入した不正検知システムが好感され2日連続ストップ高。セキチュー<9976>(JQS)は四半期決算が好感されて大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億3795万株(前引けは5億2602万株)、売買代金は2兆387億円(同9498億円)。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は1614(前引けは1267)銘柄、値下がり銘柄数は486(同789)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、倉庫・運輸、証券・商品先物、建設、その他金融、パルプ・紙、銀行、非鉄金属、不動産、卸売り、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る