マナックは持続型抗菌成分「イータック」が注目され出直り強める

■都の新型コロナ感染者数60人と伝えられ空気感染リスクなど意識

 マナック<4364>(東2)は6月29日、出直りを強め、10時過ぎに9%高の1096円(88円高)をつけて上値を試す雰囲気を見せている。持続型抗菌の「イータック抗菌化スプレーα」(エーザイ<4526>(東1)から発売)の主成分を手掛け、28日の東京都の新型コロナ感染者数が60人と伝えられ、空気感染対策などに注目されている。

 同社ホームページによると、「イータック抗菌化スプレーα」の主成分「Etak」は持続型抗菌成分で、同社と広島大学大学院・医歯薬保健学研究科・二川浩樹教授による共同開発品になるという。消毒後に新たに付着する菌やウィルスも接触的に除菌、不活性化する特徴があり、例えばマスクにスプレーすると、空気感染や接触感染による感染拡大のリスクを下げることが期待できるという。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■岡崎医療センターで実証、医療従事者の負担軽減と業務効率化を確認  川崎重工業<7012>(東証プ…
  2. ■全国の介護事業者が安心して選定可能、TAISコード取得で信頼性向上  丸文<7537>(東証プラ…
  3. ■生成AIへの危機感、弁護士の間で高まる  GVA TECH<298A>(東証グロース)は8月21…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  2. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  3. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  4. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…
  5. ■公明党離脱ショック一服、臨時国会控え市場は模索  またまた「TACO(トランプはいつも尻込みして…
  6. ■自民党人事でハト派ムード先行、逆張りで妙味狙う投資戦略も  今週の当コラムは、ハト派総裁とタカ派…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る