【株式市場】(14時30分現在)日銀買い観測やオプションの225防戦予想で日経平均は後場一段高

株式

◆日経平均は2万2592円27銭(153円62銭高)、TOPIXは1563.01ポイント(5.78ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億9604万株

 7月9日(木)後場の東京株式市場(14時30分現在)は、ファナック<6954>(東1)NTTドコモ<9437>(東1)などが一段高で始まり、日経平均も124円高で始まったあと一段高となり、13時過ぎに240円43銭高(2万2679円08銭)まで上げた。日銀のETF買い観測に加え、オプション7月物の売買最終日でSQ前日のため、「主戦場になっている行使価格2万2500円ゾーンの銘柄を巡る攻防」との見方もあった。14時20分頃、新型コロナの東京都の新規感染者数が200名超と伝えられたが、日経平均、TOPIXとも3日ぶりに反発基調となっている。

 後場は、トランスコスモス<9715>(東1)が川越市(埼玉県)にてチャット、Webフォームによる申請書事前作成の実証実験を開始との発表を受けて一段高。ボルテージ<3639>(東1)は中国テンセント社の読み物アプリ「一零零一」に配信する「ダウト」登録ユーザー数10万人突破との発表を受け後場はストップ高買い気配。ピーエイ<4766>(東2)は大垣共立銀との提携が注目され後場一時ストップ高。BASE<4477>(東マ)は同名の電子商取引サイトのショップ開設数110万突破との発表が注目され一段高。

 東証1部の出来高概算は8億9604万株(前引けは5億2850万株)、売買代金は1兆6931億円(同1兆181億円)。1部上場2171銘柄のうち、値上がり銘柄数は818(前引けは599)銘柄、値下がり銘柄数は1279(同1468)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、情報・通信、電力・ガス、電気機器、非鉄金属、精密機器、証券・商品先物、保険、機械、化学、小売り、銀行、など。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■山口県周南市で始動、燃料電池の定置型電源活用で脱炭素電力供給を検証  ホンダ<7267>(東証プ…
  2. ■LINEリサーチ発表、上半期トレンド総括と最新6月期の動向  LINEヤフー<4689>(東証プ…
  3. ■休廃業・解散は減少も淘汰続く、新興市場の課題鮮明に  東京商工リサーチは7月31日、国内ドローン…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■金先物関連株、最高値更新で安全資産需要が強まる  日本取引所グループ<8697>は9月24日、今…
  2. ■石破首相辞任表明後も市場は急落回避、投資家の買い意欲継続  「一寸先」は、不確実で予測が難しい。…
  3. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  4. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  5. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  6. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る