SIGは調整一巡、クラウドやセキュリティを拡大

株式市場 銘柄

 SIG<4386>(東2)はシステム開発事業を主力として、インフラ・セキュリティサービス事業も展開している。中期成長に向けてクラウドおよびセキュリティ事業の拡大を推進している。21年3月期の予想は新型コロナウイルスの影響で未定としているが、直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。株価は急伸した6月の年初来高値圏から一旦反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。

■独立系SIでシステム開発が主力

 独立系SI(システムインテグレータ)である。システム開発事業を主力として、インフラ・セキュリティサービス事業も展開している。公共系、製造系、エネルギー系、サービス系、金融系を主要な事業領域としている。中期成長に向けて、AI・IoT事業の拡大、クラウドおよびセキュリティ事業の拡大を推進している。

■21年3月期予想は新型コロナウイルス影響で未定

 21年3月期の業績(非連結)予想は、新型コロナウイルスの影響で未定としている。ただし業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は急伸した6月の年初来高値圏から一旦反落したが、調整一巡して戻りを試す展開を期待したい。7月14日の終値は688円、時価総額は約40億円である。

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