ソレイジア・ファーマが核酸医薬開発品のライセンス導入を前提とする独占交渉権を取得

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■核酸医薬開発の創薬剤ベンチャー・ジーンケア研究所と提携

ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は7月15日、核酸医薬開発の創薬剤ベンチャー・株式会社ジーンケア研究所(神奈川県鎌倉市)と、同社の有する核酸医薬開発品及び技術(以下「開発候補品」)のソレイジア・ファーマへのライセンス導入を前提とする独占交渉権(以下「オプション権」)に関する契約を同日付で結んだと発表した。

 これにより、ジーンケア研究所の核酸医薬開発品であるRECQL1-siRNA及び関連技術の権利取得にかかるオプション権を取得する。RECQL1-siRNAは、消化器がんや卵巣がんなどにおける腹膜播種(腹膜への転移)及びそれに伴う腹水貯留などへの適応が期待される。

 「RECQL1-siRNA」及び関連技術は、RNAinterference(RNAi)技術の世界的リーディングカンパニーである米国Alnylam Pharmaceuticals社(Nasdaq上場)からのライセンス技術を基盤にジーンケア研究所で創成された。現在、非臨床試験の開発段階にあり、いくつかの非臨床試験において抗腫瘍効果が認められている。治療選択肢が限られアンメット・メディカル・ニーズの高い消化器がんや卵巣がんにおける腹膜播種及びそれに伴う腹水貯留などへの適応が期待されている。(HC)

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