【話題】スリー・ディー・マトリックスは怒りの倍返し(?)ストップ安のあと2日連続ストップ高に

■契約解除で急落したが翌取引日から新型コロナ検査キットや局所止血材で連日急伸

スリー・ディー・マトリックス<7777>(JQS)は7月21日、10時半にかけてストップ高の506円(80円高)で売買され、2日連続ストップ高。17日付で2本のニュースリリースを発表し、注目集中となった。3取引日前はストップ安だったが、以後一転、怒りの倍返し的な切り返しとなっている。

 7月17日付で、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)抗体検査キット提供及び使用開始のお知らせ」「吸収性局所止血材(TDM-621)の製造販売承認取得のお知らせ」の2本のニュースリリースを発表した。

 これに先立つ16日には、「桑薬品工業<4538>(東1)株式会社からの契約解除通知受領に関するお知らせ」を発表し、翌17日の株価はストップ安だった。

 こうした展開を見て、市場関係者からは、「この3ヵ月ほどは戻り高値をつけたあと伸びきれない印象が続いてきたため、手放したい気持ちに傾く投資家が増えていた可能性がある。しかし、この2日連続の切り返しは、こうした投資家にとって何よりの特効薬になったと思われる。心理的な面での需給が一気に改善した可能性がある」との声が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る