アミファは調整一巡、新型コロナウイルスの影響は限定的

株式市場 銘柄

 アミファ<7800>(JQ)は、ライフスタイル雑貨の企画・製造仕入・卸販売を100円ショップ向け中心に展開している。20年9月期は販管費の増加などで減益予想としている。新型コロナウイルスの影響は限定的のようだ。中期的に収益拡大を期待したい。株価は戻り一服となってモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。

■ライフスタイル雑貨の企画・製造仕入・卸販売

 19年9月JASDAQに新規上場した。ギフトラッピング、デザイン文具、キッチン・テーブルウェア、フラワー関連商品など、ライフスタイル雑貨の企画・製造仕入・卸販売を展開している。セリアやダイソーなど国内の100円ショップ向けを主力としている。

 なおハロウィン、クリスマス、バレンタインデーなどのイベント関連で、収益は上期(10月~3月)の構成比が高くなる季節特性がある。

■20年9月期営業減益予想

 20年9月期の業績(非連結)予想は、売上高が19年9月期比4.4%増の51億85百万円、営業利益が17.5%減の2億72百万円、経常利益が5.8%減の2億71百万円、純利益が1.9%増の1億80百万円としている。

 第2四半期累計は売上高が前年同期比0.2%減の29億39百万円、営業利益が7.7%減の3億29百万円だった。原価率は改善したが、人事評価制度・給与体系の改定、上場関係費用などで減益だった。

 通期も販管費増加などで減益予想としている。生産・販売面における新型コロナウイルスの影響は限定的のようだ。中期的に収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は戻り一服となってモミ合う形だが、調整一巡して出直りを期待したい。7月22日の終値は779円、時価総額は約25億円である。

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