エヌ・シー・エヌは耐震性の高い独自開発木造建築システム
- 2020/7/27 08:03
- 株式投資ニュース
エヌ・シー・エヌ<7057>(JQ)は、耐震性の高い独自開発木造建築システム「SE構法」を提供している。21年3月期連結業績予想は未定としている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は反発力が鈍く小幅レンジでモミ合う形だが、煮詰まり感を強めてきた。上放れを期待したい。
■耐震性の高い独自開発木造建築システム「SE構法」を提供
耐震性の高い独自開発木造建築システム「SE構法」を、工務店中心の登録施工店ネットワークを通じて提供している。子会社MAKE HOUSEは住宅業界向けBIMソリューションを開発している。木造住宅向けの構造計算料や建築部材販売が収益柱である。
■21年3月期予想は未定
21年3月期の連結業績予想は未定としている。ハウスメーカー・工務店各社が3月末から住宅展示場(モデルハウス)を一部閉鎖したため、自粛期間の集客不足が今後の住宅販売減少につながる可能性があるとしている。当面は新型コロナウイルスによる経済収縮の影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。
■株価はモミ合い煮詰まり感
株価は反発力が鈍く小幅レンジでモミ合う形だが、煮詰まり感を強めてきた。上放れを期待したい。7月22日の終値は819円、時価総額は約26億円である。