日本取引所Gが逆行高、きょう貴金属先物などの取引が大証で始まり材料視
- 2020/7/27 09:30
- 材料でみる株価
■とりわけ「金」はNY市場で最高値に進み幸先のいい追い風に
日本取引所グループ(日本取引所G)<8697>(東1)は7月27日、2800円(20円安)で始まった後2817円(17円高)の場面を見せてもみ合い、日経平均の300円安などに比べて底堅い始まりとなった。
きょう27日から同社グループの大阪取引所で貴金属、農産物、ゴムの各先物取引が始まり、事業規模の拡大などが材料視されている。商品先物の取引を行う東京商品取引所から移管された。
とりわけ「金」先物はNY市場で過去最高値に進み、「中心限月が27日のアジア時間帯早朝の取引で、1オンス=1935.10ドルを付け、過去最高値を更新した」(ブルームバーグニュース7月27日8:04)と伝えられ、出来高増加の追い風になる可能性が出ている。(HC)