【株式市場】米中関係悪化などあったが日経平均は取引開始直後の322円安を下値に大きく回復

株式

◆日経平均は2万2629円30銭(122円31銭安)、TOPIXは1565.02ポイント(7.94ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7170万株

 7月27日(月)前場の東京株式市場は、連休中の米中関係悪化やNY株下落などを受け、日経平均は256円安で始まった直後に322円04銭安(2万2429円57銭)まで下押した。しかし、ソニー<6758>(東1)は始値を安値として急激に持ち直し、武田薬<4502>(東1)も値戻しが急。日経平均も次第に持ち直し、前引けは122円安にとどまった。

ネットワンシステムズ<7518>(東1)JFEシステムズ<4832>(東2)が第1四半期の大幅増益決算などを材料に活況高。プレシジョンS<7707>(東マ)は核酸抽出試薬品などの経産省補助金対象などが材料視され活況高。ジョルダン<3710>(JQS)は「乗り換え案内」で始めた「混雑マップ」などが材料視され連日大幅高。コックス<9876>(JQS)は特別利益の計上が材料視され急伸。

 東証1部の出来高概算は5億7170万株、売買代金は1兆198億円。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は755銘柄、値下がり銘柄数は1328銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種の値上がりにとどまり、電力・ガス、水産・農林、情報・通信、保険、医薬品、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る