日本エアーテックは「大阪コロナ重症センター」など材料視され後場一段と強含む

■新型コロナ陽性者が大阪、名古屋、福岡でも増加し思惑増幅

日本エアーテック<6291>(東1)は7月28日の後場一段と強含み、取引開始後に1460円(59円高)をつけて2日連続の戻り高値更新となった。クリーンルームやエアシャワーなどを手掛け、新型コロナウイルス陽性者が大阪、名古屋、福岡などでも増加していることなどが思惑材料視されている。

 大阪府の吉村知事が27日、府の急性期・総合医療センターの駐車場スペースに、新型コロナ重症患者の新たな治療拠点として「大阪コロナ重症センター」の設置を表明したと伝えられ、治療施設に関連する需要を連想する様子もある。「大阪コロナ重症センター」は8月着工、11月供用開始と伝えられた。(HC)

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