【株式市場】1ドル104円台への円高を受け日経平均は一時203円安だが大幅増益株などは強い

株式

◆日経平均は2万2479円05銭(178円33銭安)、TOPIXは1555.65ポイント(13.47ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6517万株

 7月29日(水)前場の東京株式市場は、円相場がNY市場から1ドル104円台となり、自動車株や電子部品株などが下げて始まり、日経平均も取引開始後から160円安(約2万2500円)を挟んで一進一退となった。四半期決算が大幅減益だったキヤノン<7751>(東1)やファナック<6954>(東1)の下げが目立ち、日経平均は10時半過ぎに203円23銭安(2万2454円15銭)まで下落。前引けは多少持ち直した。

 四半期決算が大幅増益のコメリ<8218>(東1)や田岡化学工業<4113>(東2)が値上がり率上位に躍進し、ブランジスタ<6176>(東マ)は台湾企業向けに日本のAmazon市場への進出・拡大を支援する新サービス発表が注目されて11時頃から急伸。キャリア<6198>(東マ)は求人広告動向で医療・福祉分野の増加が言われ連日出直り拡大。ワンダーコーポ<3344>(JQS)は「巣ごもり消費」再燃や業績拡大期待などが言われて11時前からストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億6517万株、売買代金は1兆2992億円。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は436銘柄、値下がり銘柄数は1652銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種の値上がりにとどまり、海運、電力・ガス、不動産、医薬品、小売り、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る