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グッドコムアセットは新築マンション販売順調
- 2020/7/30 08:23
- アナリスト水田雅展の銘柄分析
グッドコムアセット<3475>(東1)は、東京23区中心に新築マンション企画・開発・販売を展開している。20年10月期大幅増収増益予想である。新型コロナウイルスの影響も意識されるが、感染拡大の前後で順調な販売状況に変化はなく、第3四半期累計ベースで計画を上回る売上計上見込みとしている。収益拡大を期待したい。株価は6月の戻り高値圏から一旦反落したが、素早く切り返しの動きを強めている。出直りを期待したい。
■新築マンション企画・開発・販売
東京23区中心に、自社ブランド「GENOVIA」シリーズの新築マンション企画・開発・販売を展開している。不動産テックを推進し、19年7月にはクラウドファンディングを利用した不動産特定共同事業法に基づく不動産小口投資商品組成事業の許可を取得した。
■20年10月期大幅増収増益予想
20年10月期連結業績予想は、売上高が19年10月期比30.1%増の304億05百万円、営業利益が33.1%増の23億36百万円、経常利益が32.6%増の21億88百万円、純利益が31.5%増の14億82百万円としている。合計1003戸(19年10月期比153戸増)の販売を計画して大幅増収増益予想である。
第2四半期累計の販売は19棟・244戸だった。新型コロナウイルスの影響も意識されるが、感染拡大の前後で順調な販売状況に変化はなく、第3四半期には313戸以上の売上計上を見込み、第3四半期累計ベースで計画(557戸)を上回る売上計上見込みとしている。収益拡大を期待したい。
■株価は戻り試す
株価は6月の戻り高値圏から反落したが、素早く切り返しの動きを強めている。短期調整一巡して出直りを期待したい。7月29日の終値は1558円、時価総額は約118億円である。