ファナックが6日ぶりに反発、第2四半期の業績予想の増額を評価し直す
- 2020/8/3 10:04
- 業績でみる株価
■未定だった通期予想も前週発表し当面の不透明感が後退
ファナック<6954>(東1)は8月3日、9時30分過ぎに1万8290円(585円高)をつけ、前週末までの5日続落から6日ぶりに反発している。
7月28日に第2四半期の連結業績(2020年4~9月、累計)の増額修正と未定だった3月通期の予想値を発表。通期予想を経常・純利益とも前期比5割減の見込みとしたことなどが敬遠要因とされて下げてきたが、第2四半期の見通しは経常利益を期初予想から12%引き上げるなど、当初の想定に比べ好調。このあたりを評価し直す動きが出てきたようだ。(HC)