【株式市場】日経平均は後場も上値を追い終盤504円高まで上げ大幅に反発

株式

◆日経平均は2万2195円38銭(485円38銭高)、TOPIXは1522.64ポイント(26.58ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億2265万株

 8月3日(月)後場の東京株式市場は、日経平均が435円高で始まり、ジリ高基調を続けた。前場上げた自動車株や海運株などが小休止の一方、昼過ぎに四半期決算を発表したエーザイ<4523>(東1)が値動きを強めて水準を上げ、30日に発表した日立製作所<6501>(東1)は一段ジリ高。日経平均は13時半過ぎに前場の高値を超え、14時半過ぎには504円59銭高(2万2214円59銭)まで上げ、大引けも大幅高のまま7日ぶりに反発した。

 後場は、きょう四半期決算を発表予定のキッコーマン<2801>(東1)が終盤に再び上げ基調となり、DNAチップ研究所<2397>(東2)は疾病診断プログラムが厚労省から承認との発表を受け大引けまでストップ高買い気配で推移。AppBank<6177>(東マ)は「TikTok(ティックトック)」が禁止された場合に有望とかで朝方ストップ高をつけたまま大引けまで買い気配。イマジニア<4644>(JQS)は31日発表の四半期決算が材料視され一段とジリ高。

 3日新規上場のモダリス<4883>(東マ)は13時40分に初値2520円(公開価格の2.1倍)をつけ、高値は2829円、終値は2230円だった。

 東証1部の出来高概算は13億2265万株(前引けは6億8758万株)、売買代金は2兆3748億円(同1兆2003億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は1736(前引けは1626)銘柄、値下がり銘柄数は398(同491)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、水産・農林、サービス、ガラス・土石、電力・ガス、保険、その他金融、不動産、医薬品、鉄鋼、銀行、などとなった。(HC)

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