【狙い場・買い場】アルトナーがGCを示現、今期2ケタの増収増益、年30円配当

狙い場・買い場

アルトナー<2163>(JQS・売買単位100株)は、ミニゴールデンクロス(GC)示現から19日は12円高の1080円と値を上げている。今期2ケタ増益、増配見通しで割安感があり注目したい。年初来高値は1360円(3月20日)、同安値690円(2月6日)で18日終値は1068円。

同社は、機械設計、電気・電子設計、ソフトウェア開発上記分野の設計製作及び設計技術周辺業務の技術者派遣会社。機械設計分野は安定期を迎え、電気・電子設計分野は底を打ち、ソフトウェア分野は成長期にあり、同社の全事業領域で技術者の需要が伸長する見通し。

今2016年1月期・第2四半期業績予想は、売上高22億2600万円(前年同月比5.3%増)、営業利益2億4700万円(同63.7%増)、経常利益2億4800万円(同60.7%増)、純利益1億5800万円(同68.2%増)を見込む。 配当は15円(同5円増)を予定している。

通期業績予想は、売上高44億3300万円(前期比3.4%増)、営業利益4億0200万円(同19.6%増)、経常利益4億0400万円(同18.3%増)、純利益2億5700万円(同22.3%増)を見込む。年間配当は30円(同5円増)と増配を予定している。

株価は、3月20日に年初来の高値1360円と買われた後、5月1日安値992円まで調整を挟んで上昇している。総務省が12日に発表した今年1~3月期の労働力調査で、労働者派遣事務所の派遣社員は120万人で前年同期に比べ4万人増えたことがわかっており、6月8日に予定される第1四半期決算の発表に期待は持てる。今期予想PER11倍台と割安感があり、配当性向3割と株主還元率は高いうえ、配当利回り2.8%と利回り妙味も増し、見直し余地が拡がる。高値奪回となるか注目したい。(N)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る