【株式市場】日経平均は後場430円高まで上げ鉄鋼・自動車など景気敏感株も高い

株式

◆日経平均は2万2750円24銭(420円30銭高)、TOPIXは1585.96ポイント(39.22ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢で16億2714万株

 8月11日(火)後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が一段と強含んで始まり、前場は軟調だったソニー<6758>(東1)が一段と上げて堅調転換など、引き続き米国の追加経済対策への期待が強い様子。日経平均は376円高で始まり、上げピッチは鈍化したもののジリ高傾向を続け、14時前に430円93銭高(2万2760円87銭)まで上げた。大引けも上げ幅400円台で大幅反発となった。

 後場は、蛇の目ミシン<6445>(東1)が四半期決算を好感した上げに弾みがつく形で一段高となりストップ高。リバーエレテク<6666>(JQS)は11時半に発表した第1四半期決算が好感されて急動意となり中盤に一段高。DMソリューションズ<6549>(JQS)は11時半に発表した業績予想の増額修正が注目され急伸ストップ高。リボミック<4591>(東マ)は正午に発表した新型コロナウイルス治療用ヒット化合物の取得成功が注目され急伸ストップ高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり16億2714万株(前引けは7億9043万株)、売買代金は2兆7430億円(同1兆3183億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は1810(前引けは1679)銘柄、値下がり銘柄数は330(同443)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、不動産、鉄鋼、銀行、空運、輸送用機器、陸運、建設、非鉄金属、ゴム製品、金属製品、硝子・土石、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る