フジテックはエレベーターの「非接触ボタン」や投資ファンド接近などで上場来高値に迫る

■第1四半期は減収減益だったが株価は底堅く材料株妙味が続く

フジテック<6406>(東1)は8月18日、一段高となり、取引開始後に8%高の2041円(148円高)まで上げ、7月6日につけた上場来の高値2056円に迫っている。

 エレベーター製造の中堅で、タッチレスで昇降階を操作する「非接触ボタン」に関する発表を7月1日、8月6日にリリースし、株価は好反応を見せてきた。第1四半期連結決算(2020年4~6月)は8月7日の取引時間中に発表し、減収減益だったが株価は小幅安にとどまり、翌日は個の下げを上回る反発となった。米オースティンや香港、東京に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントの接近もささやかれている。(HC)

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