【引け後のリリース】アスクルが自社株買いを行いヤフーの保有割合拡大

引け後のリリース

■発行株数の6.2%を上限に5月21日から9月30日まで買い付け

オフィス通販のアスクル<2678>(東1)は19日の大引け後、自社株買い(自己株式の取得)を発表し、2015年5月21日から9月30日までの間に上限株数340万株(発行株数に対する割合6.2%)、上限金額140億円の範囲内で市場買い付けを行うとした。アスクルの本日の株価終値は2887円(27円高)だった。

また、この自社株買いが上限株数まで予定通り実施された場合、ヤフー<4689>(東1)が保有するアスクル株式の議決権割合が41.9%(2014年11月20日現在)から約44.6%に上昇し、ヤフーの連結対象の範囲に含まれることになるとした。

発表によると、両社は2012年4月27日付で業務・資本提携を結び、アスクルが運営するBtoC事業「LOHACO(ロハコ)」をEコマース史上最速スピードで立ち上げてきた。このたび、両社は「LOHACO」をさらに大きく成長させるとともに収益性の向上を図るために、3年間培ってきた信頼関係をベースに、さらなる発展および連携の強化を図ることが最善であると判断し、業務・資本提携契約を更改した。「LOHACO」をEコマースビジネスにおいて圧倒的ナンバー1としていくことを目指すとした。

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