【株式市場】米中対立への懸念漂い日経平均は一時148円安となり冴えない

株式

◆日経平均は2万2972円43銭(124円32銭安)、TOPIXは1602.60ポイント(7.22ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億6037万株

 8月18日(火)前場の東京株式市場は、米NASDAQ総合指数が最高値を更新したものの、米国が中国・華為技術(ファーウェイ)向けの輸出禁止措置を拡大したことが漠然と手控え感を招いた。ニトリHD<9843>(東1)などは高いが、日経平均は取引開始直後の31円43銭高(2万3128円18銭)を上値にダレ模様となり、10時頃からは次第安となって10時40分頃に147円86銭安(2万2948円89銭)まで下げた。前引けも冴えない。

 米アマゾングループと提携したトヨタ自<7203>(東1)が日経平均連動型の売り圧力をこなして堅調。第1四半期が大h場増益だったオイシックス・ラ・大地<3182>(東1)は2日連続ストップ高。日本製麻<3306>(東2)は四半期決算が材料視され連日大幅高。7月上場のKIYO<7353>(東マ)、8月上場のティアンドエス<4055>(東マ)は上場来の高値。イメージ情報開発<3803>(JQG)は通期黒字化予想などが好感され一時3日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億6037万株、売買代金は7964億円。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は754銘柄、値下がり銘柄数は1315銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、小売り、食料品、その他製品、サービス、水産・農林、建設、などが高い。(HC)

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