【株式市場】円高の影響あるが日経平均は次第に堅調となり一時65円高

株式

◆日経平均は2万3101円76銭(50円68銭高)、TOPIXは1612.99ポイント(2.14ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億4318万株

 8月19日(水)前場の東京株式市場は、円高のためかトヨタ自動車<7203>(東1)は安く始まったが9時2分を安値に回復基調に転じ、富士通<6702>(東1)は小高く始まり次第高。米S&P500の最高値などを受け、日経平均は取引開始直後の97円48銭安(2万2953円60銭)を下値に回復傾向となった。自民党内に商業地の課税を据え置く案があるとされ三井不動産<8801>(東1)などの不動産株も高い。日経平均は10時40分過ぎに65円22銭高(2万3116円30銭)まで上げ、前引けも堅調だった。

ソフトブレーン<4779>(東1)は引き続き今期業績予想など好感され3日連続大幅高。ユーグレナ<2931>(東1)は共同開発中の新型コロナ抗体検査システムでの効果確認発表が注目され活況高。アクロディア<3823>(東2)はPCR検査の手配など新型コロナ感染対応アプリが注目され2部の値上がり利率1位。データホライゾン<3528>(東マ)は今期業績予想などが好感され3日連続大幅高。

 東証1部の出来高概算は4億4318万株、売買代金は8270億円。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は917銘柄、値下がり銘柄数は1107銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種が値上がりし、不動産、その他金融、保険、ゴム製品、情報・通信、鉄鋼、その他製品、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る