【チャート診断】エアリンク150円台に乗せ動意、とくに月足チャートが魅力、今12月期上振れの可能性

チャート診断

エアリンク<8914>(東マ・売買単位100株)は、8日(月)、10円高の158円と買われ1カぶりの150円台乗せとなっている。

去る、11月4日の168円のあとの調整は25日線で下げ止まり売物を消化する展開となっていた。

とくに、11月4日の高値時点で1日当り約1129万株の出来高が上値の押さえる懸念材料となっていたが、今日までの5日間だけで出来高は約1060万株に達し、上値でのシコリはほぼ一掃されたといえるだろう。

168円と買われたのは業績好調が手掛かり。2014年12月期の営業利益は前期比42.5%増の21億4500万円の見通し。既に、第3四半期での進捗率が96.4%と高い数字となっていることから通期営業利益は上振れる可能性はある。現時点での1株利益は12.2円、配当は30銭増配の2円80銭の予定。

借りた不動産にコンテナなどの設備を設置し利用者から賃貸収入を得るというビジネスが好調。来期についても増益が予想されており、四季報では年3.5円へ増配を予想している。

中期的には12月期決算発表で次期見通しを評価して200円台に乗せてくるものとみられる。

チャートでは、とくに月足が注目される形で24カ月線に沿った下値切り上げ型の好チャートといえる。しかも、月足では2007年の914円まで大きいフシがなく天井の高い銘柄として注目できる点が魅力といえる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る