【株式市場】中国が南シナ海にミサイルと伝えられ様子見となり日経平均は一時113円安

株式

◆日経平均は2万3186円61銭(104円25銭安)、TOPIXは1616.42ポイント(8.06ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なめで4億6129万株

 8月27日(木)前場の東京株式市場は、中国が南シナ海にミサイルを撃ったと伝えられ、円高も影響し、日経平均は取引開始直後の32円21銭高(2万3323円07銭)を上値に伸びきれず次第に軟化した。富士通<6702>(東1)ブリヂストン<5108>(東1)など、高い銘柄はあるが、日経平均は前引けにかけて113円01銭安(2万3177円85銭)となった。

石川製<6208>(東1)などの防衛関連株が上げ、ウシオ電機<6925>(東1)は紫外線ウイルス除菌・抑制装置の共同開発と発売開始が好感されて活況高。鉄人化計画<2404>(東2)はカラオケ店舗でeスポーツを開催することなどが注目され急動意。
GーFACTORY<3474>(東マ)は店舗に関する経営コンサルティング好調とかで急伸。鴨川グランドホテル<9695>(JQS)は東京都民も「GoToトラベル」に復帰の期待が材料とされて高い。

 東証1部の出来高概算は少なめで4億6129万株、売買代金は8629億円。1部上場2172銘柄のうち、値上がり銘柄数は671銘柄、値下がり銘柄数は1385銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、サービス、ゴム製品、倉庫/運輸、水産/農林、精密機器、食料品、が高い。(HC)

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