日本電波工は新型コロナ抗原検査用のセンサーや機器が注目され後場ストップ高
- 2020/8/27 14:30
- 材料でみる株価
■水晶振動子の理化学機器を発展させ埼玉医科大と実証実験と発表
日本電波工業<6779>(東1)は8月27日の後場いきなり急伸し、高下しながらも14時にかけて一時ストップ高の401円(80円高)まで上げた。「新型コロナウイルス抗原検査用水晶振動子式センサおよび機器の開発について」を同日付で発表し、注目集中となった。
発表によると、同社は2010年に発売開始した水晶振動子をセンサーとするQCM法(周波数の変化をとらえる「質量付加効果」を原理とした計測法)による理化学機器「NAPiCOS」シリーズを発展させて新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原検査用センサ-および機器の開発を進めており、このたび、埼玉医科大学(埼玉県入間郡毛呂山町)と研究契約を締結し実証実験を実施することになった。早急に開発を進める。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)