ベステラはマテリアルリサイクル産業へのステップアップが注目され出直り強める
- 2020/8/31 13:18
- 材料でみる株価
■前週リバーHDの持分会社化を発表、高度循環型社会を構築へ
ベステラ<1433>(東1)は8月31日、978円(31円高)まであげたあとも堅調で、13時にかけても970円に迫って推移。6日ぶりの反発基調で出直りを強めている。
8月27日の夕方、リバーホールディングス(リバーHD)<5690>(東2)の持分法適用関連会社化を発表。プラント解体から金属資源リサイクルまでを手掛けるマテリアルリサイクル産業へのステップアップが注目されている。
両社は、2019年9月に資本業務提携を開始し、ベステラはリバーHDの株式を15.01%保有する筆頭株主(20年6月末時点)。8月27日付で、ベステラの吉野佳秀代表取締役会長がリバーHDの社外取締役候補者に選任され、20年9月に開催予定のリバーHD社の株主総会での承認を前提として、リバーHDはベステラの持分法適用関連会社になると発表した。(HC)