パイプドHDは特別利益による純利益の増額修正が好感され一段高

■今2月期の予想(レンジ予想)を33%から40%引き上げる

パイプドHD<3919>(東1)は9月3日、続伸基調で始まり、取引開始後に7%高の1739円(120円高)まで上げて6月につけた戻り高値1864円に迫っている。2日の夕方、業績予想の増額修正を発表し、好感されている。

 2日17時、投資有価証券売却益として約2.80億円(為替レートが1米ドル=105円の場合)の特別利益を計上する見込みになり、4月に公表した今期・2021年2月期の連結業績予想のうち、親会社株主に帰属する当期純利益を増額修正すると発表した。業績予想はレンジ予想で表示しており、増額後の純利益は従来予想を33.3%から40.0%引き上げて8.0億円から7.0億円の見込みとし、予想1株利益は99円63銭から87円18銭とした。(HC)

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